CentOS ITかあさん

ITかあさん

CentOS6 に yum localinstallが警告でまったくインストールできない!


CentOS6に、mySQL5.6インストール時にmySQL公式サイトから追加したリポジトリがyum localinstallが警告出てしまって全く使えない!

警告: /var/tmp/rpm-tmp.PvyEG0: ヘッダ V3 RSA/SHA256 Signature, key ID 0608b895: NOKEY

ええええ!エラーもこれだけ。意味がわからん!

MySQL公式サイトから追加したCentOS6用リポジトリ

何度やってもyum localinstallが警告でて失敗。。

yum localinstall mysql-community-release-el6-5.noarch.rpm

そもそもyum localinstallコマンドってなんだ!

そもそもyumコマンドって登録されたリポジトリからパッケージインストするコマンド。yum localinstallコマンドはローカルの(自分のLinux環境)RPMをyumコマンドでインストするためのものらしい。

localinstall 実行時にGPGキーをチェックしないlocalinstallもあるよ

ずっと気になっていた警告、key ID 0608b895: NOKEY localinstallについて調べていたらGPGキーというものがわかりました。

よくわからないですが、yumコマンド使う際に、公開鍵を求められるケースがあって、すべてが公開鍵があるわけではなくて中にはGPGキーの存在しないものもあるってことがわかりました。
で、今回MySQLの公式から追加したRPMリポジトリが、単純に公開鍵が設定しているものじゃないから注意せえよ!っていうことみたいですね。
なので、今回はGPGキーがないものは仕方がないこととして、実行時にGPGキーをチェックしないlocalinstallを実行。

実行方法

*みにくいですが、nogpgcheck前のハイフンは2回です
yum localinstall mysql-community-release-el6-5.noarch.rpm –nogpgcheck

これに数時間はまりましたが、これでlocalinstallは理解できましたー

viエディタの便利コマンド

viエディタで使える各種コマンド

viエディタは最初は使いにくいけれど、「所詮はエディタ」。
行番号を表示したり、文字を検索したり、置換をしたり一般的なエディタと同等の機能はたくさんあります。

行番号を表示する

viエディタで行番号を表示する
viエディタを何でもいいので、何かファイルを表示している状態で、

:set number

指定した行番号にジャンプ

行番号を指定するだけで簡単にジャンプできます。
viエディタ行番号移動

:行番号

後方の文字列の検索

?文字列

次候補 n

前方の文字列の検索

/文字列

なお、こちらも文字列検索は正規表現OKです

私がよく使うのはこんな感じ。

CentOS RPMパッケージの操作あれこれ

CentOS RPMパッケージの操作あれこれ

RPMとはRed Hat社が開発したパッケージ管理システムですね。(言わずもがな)

pagespeedのRPMパッケージをインストールした際、ちょっとつまずいてしまい、
RPMパッケージに関する操作を自分用にあれこれメモしておきます。

index

インストール済みのRPMパッケージを確認

インストール済みのRPMパッケージを一覧で確認します。オプション「qa」を指定して実行。

[[email protected]]# rpm -qa
termcap-5.5-1.20060701.1
chkconfig-1.3.30.2-2.el5
bzip2-libs-1.0.3-6.el5_5
glib2-2.12.3-4.el5_3.1
info-4.8-14.el5


特定のインストールRPMパッケージを確認する

先ほどは全てのRPMパッケージを一覧で探しましたが、パッケージ名を指定してインストールされているか検索します。
例ではpagespeedというパッケージを検索します。

[[email protected]]# rpm -qa | grep pagespeed
mod-pagespeed-beta-1.2.24.1-2300

RPMパッケージをインストールする

RMPパッケージをインストールします。インストールしたいパッケージはwgetなどでダウンロードしておく

[[email protected]]# rpm -ivh mod-pagespeed-beta_current_x86_64.rpm

RPMパッケージを削除する

削除したいRPMパッケージを指定しますが、RPMのラベル名だけ指定すればOK。

[[email protected]]# rpm -ev mod-pagespeed-beta

削除しても大丈夫かどうか

削除してもエラーが発生しないかどうか、事前にチェックする必要がある。
そんな時は––test(ハイフン2個)を指定する

[[email protected]]# rpm -ev –test mod-pagespeed-beta

さらに細かくRPMパッケージについて知りたい場合はこちらを見るといいかもしれない

mod_pagespeedモジュール使ったら、サイトの表示時間が半分になったよ

Google提供のmod_pagespeedモジュール使ったら、サイトの表示時間が半分になったよ


mod_pagespeedで高速化

久々にサーバーネタ、

Google提供のApacheモジュール mod_pagespeedモジュール使ったら、サイトの表示時間が半分になったよ

を、お送りします。

index

Google提供のmod_pagespeedってなんじゃらほい?

CSSやJavaScriptの最適化を自動で行う

CSS、Javascript、画像の軽量化、キャッシュ化もろもろ全部自動でやりますよ

ごく一般的な高速化の例としてExpires headersでキャッシュしたり、CSSやJavascriptなどの外部ファイルをg-zip化したり手動で面倒でしたが、
このmod_pagespeedモジュールのいいところは

Apacheモジュール追加して終了なトコ

当ブログ、ITかあさんにも導入したらこんなに変わったよ

ITかあさブログにも導入し 速度をテストしてみたところ 約半分にまで高速化に成功しました

約5秒でこんなもんか~

約6秒まあ、こんなもんか


約3秒!速い!

約3秒 体感でも『速い!』と実感。

何度かテストしてみても3~4秒くらいで かなり高速になりました。

サイトリニューアルしたのが去年ですが それ以降一切高速化に関する設定を怠ってきたので モジュール導入だけでここまで速くなったのは嬉しいところ!
(ちなみに導入した際 Apacheエラーで10分ほど落としてしまったという・・・)

mod_pagespeed導入方法

それでは導入方法を紹介します。

ITかあさんの導入環境

  • Apache 2.2.3(なお、2.2以降じゃないとダメみたい)
  • CentOS5.8 64bit

導入方法

導入方法は非常に簡単!

wgetでRPMパッケージをダウンロードしたら、インストして終了
これだけ。

STEP.1 自分の環境に合わせたRPMパッケージを取得

自分の環境にあわせたRPMパッケージを選んでね

自分の環境に合わせたRPMパッケージをwgetで取得します。Latest Stable Versionが安定バージョンです。
ITかあさんはCentOS64bit環境なので、以下のURL。
(間違えて32bit版使ったら、Apacheが起動しなくなって痛い目見ちゃったよw)

[[email protected]]# wget https://dl-ssl.google.com/dl/linux/direct/mod-pagespeed-stable_current_x86_64.rpm

STEP.2 yum install at

だいたいは入っているようなのですが、念のためatをインストします。

[[email protected]]# yum install at

STEP.3 ダウンロードしたRPMパッケージのインスト

パッケージ名指定してインストします。

[[email protected]]# rpm -U mod-pagespeed-*.rpm

(ちなみに私、間違えて32bit版をダウンロード先にしちゃってて、そんな時は間違えた方削除するか、パッケージ名全部書いて実行するとか)

以上で導入は完了で、Apacheの再起動かリロードを行い 反映させます。

[[email protected]]# /sbin/service httpd restart

導入後はファイルサイズがけっこう違う

導入したら、どれほど高速になったか お手軽表示速度計測ツールPingdom Toolsを使って計測してみましょう!

導入前

mod_speed導入前のファイルサイズ

ふむふむ

導入後

ファイル名がリネームされて、サイズが明らかに小さくなっています。
HTMLだけがやや増加しているのは リネームにより ファイル名が長くなったからだと思う。

本来g-zipで手動でやっていたことを自動でやってくれているなんてありがたい!
ここでは見切れていますが、画像のファイルサイズも圧縮されてやや小さくなっているんです。

注意点・・・そしてかあさんは導入をやめたよ

いいじゃん!mod_pagespeedモジュール最高!

なんですが、導入は一旦見送りました。

サーバー負荷増加でサーバー停止

残念ながらこのmod_pagespeedモジュールはメモリをやや喰ってしまうらしく、
メモリ1GBしか積んでないITかあさんブログのサーバーでは、導入後わずか2時間でサーバーが落ちてしまいました。

以前から数ヶ月に1度落ちていたので

ですから、サーバーメモリ増強させてから再度実践したいと思います。

導入を一旦やめるには?

一旦導入を見合わせるなら、ファイル名リネームなどしておけばOKです。

[[email protected]]# mv /etc/httpd/conf.d/pagespeed.conf /etc/httpd/conf.d/pagespeed.conf.hoge

メモリ増強して、早く導入したいな~

www有りもwww無しも同じディレクトリを表示させるバーチャルホスト

Alias エイリアスでwww有り無しも同じディレクトリを表示

www付もwww無しもどちらも同じディレクトリを指定したい場合はAlias (エイリアス)を利用します。

<VirtualHost *:80>
	ServerName www.example.com
	ServerAlias example.com
	DocumentRoot /home/example.com/public_html
	ErrorLog logs/virtual-error_log
	CustomLog logs/virtual-access_log combined env=!no_log
</VirtualHost>

当たり前かもしれないけど、今日初めて知りましたw
以前はwww付、www無し2つのバーチャルホストの設定を書いていましたが、エイリアスを使えばいいんですね

CentOSにインストールしたPostgreSQLが起動しない!

無事CentOSにインストールした8.4のPostgreSQLが起動しません。

PostgreSQL起動コマンド

/etc/rc.d/init.d/postgresql start

/etc/rc.d/init.d/postgresql start 実行結果

/var/lib/pgsql/data is missing. Use “service postgresql initdb” to initialize the cluster first.

何やらファイルが無いと言ってます。

試しにSFTPで対象のディレクトリを目視で確認してみます。
PostgreSQLが起動しない!
すると、dataディレクトリには何もファイルが無いようです。

実はこれと似た現象で、Mysqlのsoketファイルが無いということでインストール直後のMysqlが起動できない現象があったことを思い出しました。

と、いうわけで同じ方法で初期化を実行すればPostgreSQLも起動できるのではないかと予測。

PostgreSQL初期化実行

# service postgresql initdb
Initializing database: test←テストテーブル名を指定 [ OK ]

もう一度PostgreSQL起動コマンド

# /etc/rc.d/init.d/postgresql start
Starting postgresql service:      [ OK ]

今度はOKとなり、無事起動を確認することが出来ました!

先ほどのdataディレクトリを確認

今度はたくさんのファイルが自働生成されたことが確認出来ました。

以上でPostgreSQLのインストールは完了です。

remiリポジトリから追加したMysqlを削除(アンインストール)する

remiリポジトリから追加したMysqlを削除(アンインストール)する

remiリポジトリからインストールしたMysqlを削除する時は、依存ファイルも合わせてしっかり削除します。そうでないと、次回以降Mysqlがインストール出来なくなってしまいますよ。

まずは通常通りMysqlの削除

# sudo yum remove mysql
# sudo yum remove mysql-server
# sudo yum remove mysql-libs

依存ファイルを一覧

# rpm -qa | grep -i mysql

すると、remiリポジトリの依存ファイル一覧が表示されます。

php-mysql-5.3.14-1.el5.remi
mysqlclient15-5.0.67-1.el5.remi
mysql-server-5.5.25-1.el5.remi
mysql-libs-5.5.25-1.el5.remi
mysql-5.5.25-1.el5.remi
php-pear-MDB2-Driver-mysql-1.4.1-3.el5.centos
perl-DBD-MySQL-3.0007-2.el5

後は、一覧で表示されたremiリポジトリのファイルをひとつずつ削除していきましょう。

# rpm -e mysql-server-5.0.77-4.el5_5.4

(赤字部分はrpm -qa | grep -i mysqlで実行で表示されたファイルを指定します。)

ちょっと手間ですが、以上でremiリポジトリから追加したMysqlの削除は完了です。
再びMysqlをインストールする時はこちらを参考にして下さい。

CentOSインストール直後のMysqlが起動しない場合

CentOSインストール直後のMysqlが起動しない場合

まれにインストール直後のMysqlが起動しないケースがあります。下記のように、FAILEDの表記がされるケースです。

Starting mysqld: [FAILED]

この表示すらされないケースはそもそもMysqlのインストールに成功していないと思います。インストールからやり直してください。

MySQLデータを初期化してシステム テーブルを作成

『MySQLデータを初期化してシステム テーブルを作成』すると解決するようです。必ずしもこのケースとは限りませんが、インスト直後にうまくいかないケースはこちらを試して下さい。

# mysql(Mysqlにログイン)

ERROR 2002 (HY000): Can’t connect to local MySQL server through socket ‘/var/lib/mysql/mysql.sock’ (2)

mysql.sockがないので、Mysqlに接続できないエラーがでたら初期化してシステムテーブルを作ってみます。

初期化コマンド

# /usr/bin/mysql_install_db

その後、再び再起動してみます。無事起動出来たらMysqlを利用することが出来ます。

CentOSからWordPressのインストール

CentOSからWordpressのインストール

サーバー内にドメインを設定したらFTPでWordpressをアップロードすればよいのだけれど、何だかんだ面倒なのでCentOSのSSHコマンドからWordpressをインストールしたのでメモしておきます。

ドメインの設定

お名前.comにてドメインを取得しておきました。以下動作はドメインの設定が完了していることを前提に記事を書いていきます。

DNSレコード参考

以下コマンドから実行

SSHログインして、以下コマンドを順番通り打ってください。

バーチャルホスト追加

バーチャルホストはあらかじめバーチャルホストの許可の設定をしておく必要があります。

# vi /etc/httpd/conf.d/virtualhost-asaka-town.net.conf
<VirtualHost *:80>
ServerName asaka-town.net←自分の設定したドメイン
DocumentRoot /home/asaka-town.net/public_html/wordpress←ドメインのルート
ErrorLog logs/virtual-error_log
CustomLog logs/virtual-access_log combined env=!no_log
</VirtualHost>

ユーザーの追加

# adduser asaka-town.net

ユーザーにパスワード

# passwd asaka-town.net

追加したユーザーのディレクトリパーミッション変更

これやっておかないと、バーチャルサーバー追加しても見れなかったりする

# chmod 755 /home/asaka-town.net

追加したユーザーのディレクトリにpublic_html追加

# mkdir /home/asaka-town.net/public_html/

public_htmlフォルダの所有者を変更。

これやっておかないと、FTPからフォルダの操作ができない

# chown asaka-town.net /home/asaka-town.net/public_html/

最新版Wordpressの日本語版ダウンロード

# wget http://ja.wordpress.org/latest-ja.zip

ダウンロードしたwordpressのzipファイルをpublic_htmlフォルダに移動

# mv latest-ja.zip /home/asaka-town.net/public_html

現在地をpublic_htmlに

# cd /home/asaka-town.net/public_html

wordpressを解凍

# unzip latest-ja.zip

wordpressのフォルダのパーミッション

wordpressフォルダのパーミッションを777に。これをやらないとconfig.phpが生成されない。

# chmod 777 wordpress

Apach再起動

# /etc/rc.d/init.d/httpd restart

後はブラウザより設定

ここまで出来たら、ブラウザからデータベースやデータベースのユーザーを設定し、インストールを完了させます。



wordpressのパーミッションが777でないと・・・このようなエラーが出る

wordpressのパーミッションを元に戻す

# chmod 755 /home/asaka-town.net/public_html/wordpress

saasesVPS 即効設定マニュアル

先日知り合いに頼まれまして、saasesVPSの設定を行いました。
細かくは色々やることがあるのですが、基本的なPHP+Mysqlベースでの環境構築と、バーチャルホストを設定するところまでをここに書いておきます。
基本的にはsaases以外のCentOS5環境であればやり方は一緒なので、よろしければ参考にして下さい。

プラン

今回選んだプランとその概要はこちら

プラン名 オスキニサーバーLT
初期費用 3,000円
月額利用料 (※1) 450円
契約期間 3か月/6か月/12か月 ※いずれか選択可能
HDD 50GB
メモリ 512MB
ディストリビューション CentOS5 64bit
※他のプラン、詳しいスペックなどはsaasesのホームページをご確認下さい。

saasesVPSの特徴

・450円でHDD50GB メモリ512MB
・アダルトサイトOK
・プリインストール(MySQL、EC-CUBE、Webmin) 

やはり安い!そしてその割りにはHDDもメモリも満足出来ます。
大手のサーバー屋さんにしてはめずらしくアダルトサイトの制限がありません。
プリインストールがあるので、初心者の方でもいける・・・?かも。

プランの選択画面

一部省略していますが、プランの選択画面です。
アプリケーションについては、自分で好きなバージョンを入れたりしたいし、パッケージ管理やバーチャルホスト管理にWebminはあまり使わないのでこちらはインストールしませんでした。

プランの選択画面

合計金額

ITかあさんは以下のような料金になりました。初年度は初期設定もあるのでなかなかいいお値段になりました。(でも安いか)

設定情報の確認

初期設定までの時間

クレジットカードによる決済だとすぐにでも使えるようなのですが、銀行振り込みだと振り込んで、翌営業日には使えるように設定してくれました。なかなか対応も早いと思います。

マイページにログイン

マイページ
マイページ ログイン直後

『詳細』→ページ下の『設定報告書(PDF)をダウンロードする』

すると以下のような設定報告書があります。あらかじめユーザーが設定してあるのですぐ始められます。
報告書のサンプル

設定報告書

こんなカンジの設定報告書があります。自分のサーバーのIPアドレス、rootパスワード、saasesで追加されたユーザー名、パスワードをここで確認し、TeraTermから設定を行ってください。

コンソールから設定!

さて、ここからは流れ作業でいきたいと思います。
順番通りにコマンドをコピペしていけば設定が完了するはずです。

ログイン

初期状態はrootでは入れない。
ユーザー名を確認して、あらかじめ設定されているユーザー名でログイン。
ログインが完了したら、rootに切り替え

su – root

CentOSのバージョン確認

# cat /etc/redhat-release
CentOS release 5.7 (Final)

最新なので放置!

Apacheのバージョンを確認

# apachectl -v
Server version: Apache/2.2.3
Server built: Oct 20 2011 17:00:12

Apache最低限の設定

(2012/03/05:追記)
最低限の設定として、.htaccessだけは利用許可をしておこうかと思います。
その他細かい設定についてはこちらのWebサーバー構築(Apache)
を確認して下さい。

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf ←apache設定ファイルの変更


Options FollowSymLinks
AllowOverride None
  ↓
AllowOverride All ← .htaccessの許可

PHPがあるか確認

# php -v
PHP 5.1.6 (cli) (built: Feb 2 2012 18:25:25)
Copyright (c) 1997-2006 The PHP Group
Zend Engine v2.1.0, Copyright (c) 1998-2006 Zend Technologies

入れてないと思ったのに、php5.1が入っているので、PHPを削除

PHP削除

先に古いPHPを削除しておきます。

# sudo yum remove php-*
Loaded plugins: downloadonly, fastestmirror
Setting up Remove Process
Resolving Dependencies
–> Running transaction check

Is this ok [y/N]: y

Removed:
php.x86_64 0:5.1.6-27.el5_7.5
php-cli.x86_64 0:5.1.6-27.el5_7.5
php-common.x86_64 0:5.1.6-27.el5_7.5
php-gd.x86_64 0:5.1.6-27.el5_7.5
php-mbstring.x86_64 0:5.1.6-27.el5_7.5
php-mcrypt.x86_64 0:5.1.6-15.el5.centos.1

Complete!

epelリポジトリ追加

なぜかURLを
http://download.fedoraproject.org
だとうまくいかなかった。なので以下のURLでリポジトリを追加。

# rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/5/i386/epel-release-5-4.noarch.rpm

remiリポジトリ追加

依存関係があるので、必ず先にepelリポジトリを追加してから行ってください。

# rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-5.rpm

リポジトリからMysqlをインストール

PHPからでもいいのですが、今まで作業した中でMysqlがイチバン過去につまずいていたので、いつもMysqlからやるクセがITかあさんにはあります。

# yum –enablerepo=remi,epel install mysql-server

Mysql起動

Complete!が出て、インストール完了したら起動する。

# /sbin/service mysqld restart
mysqld を起動中: [ OK ]

OKがでたら起動完了

追加したリポジトリよりインストしたMysqlのバージョンを確認

# rpm -qa | egrep -i ‘mysql’
mysql-libs-5.5.21-1.el5.remi
perl-DBD-MySQL-3.0007-2.el5
mysql-5.5.21-1.el5.remi
mysqlclient15-5.0.67-1.el5.remi
mysql-server-5.5.21-1.el5.remi

PHPをリポジトリからインスト

# yum –enablerepo=remi,epel install php

比較的利用頻度の高そうなモジュールをまとめてインストール

もしうまくいかなかったらひとつずつ入れてみるとか。

# yum –enablerepo=remi install php-devel php-gd php-mbstring php-mysql php-pdo php-pear php-xmlphp-imap mcrypt

php.iniの変更

(03/05追記)
これも最低限の部分だけ。time_zoneの修正をします。これが変更していないと、date関数すらうまく使うことが出来ません。

# vi /etc/php.ini ←PHP設定ファイル修正

真ん中よりやや下のあたり
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
; Module Settings ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

[Date]
; Defines the default timezone used by the date functions
; http://www.php.net/manual/en/datetime.configuration.php#ini.date.timezone

;date.timezone =
→date.timezone = ”Asia/Tokyo” ←先頭のコメントアウトも外す

PHPmyadminをインストール

ダウンロード
#wget http://downloads.sourceforge.net/project/phpmyadmin/phpMyAdmin/3.4.9/phpMyAdmin-3.4.9-all-languages.tar.gz

解凍する
#tar zxvf phpMyAdmin-3.4.9-all-languages.tar.gz

解凍したら、閲覧可能ディレクトリに移動
# mv phpMyAdmin-3.4.9-all-languages /var/www/html/phpMyAdmin

アクセスする
http://IPアドレス/phpMyAdmin/

Mysql初期設定

Mysqlのルートパスワードを設定したり、テストテーブルの削除をします。
質問には全てYes(yキー)でお願いします。

# mysql_secure_installation

NOTE: RUNNING ALL PARTS OF THIS SCRIPT IS RECOMMENDED FOR ALL MySQL
SERVERS IN PRODUCTION USE! PLEASE READ EACH STEP CAREFULLY!

In order to log into MySQL to secure it, we’ll need the current
password for the root user. If you’ve just installed MySQL, and
you haven’t set the root password yet, the password will be blank,
so you should just press enter here.

Enter current password for root (enter for none):Enterキー

Setting the root password ensures that nobody can log into the MySQL
root user without the proper authorisation.

Set root password? [Y/n] Y
New password:
Re-enter new password:
Password updated successfully!
Reloading privilege tables..
… Success!

By default, a MySQL installation has an anonymous user, allowing anyone
to log into MySQL without having to have a user account created for
them. This is intended only for testing, and to make the installation
go a bit smoother. You should remove them before moving into a
production environment.

Remove anonymous users? [Y/n] Y
… Success!

Normally, root should only be allowed to connect from ‘localhost’. This
ensures that someone cannot guess at the root password from the network.

Disallow root login remotely? [Y/n] Y
… Success!

By default, MySQL comes with a database named ‘test’ that anyone can
access. This is also intended only for testing, and should be removed
before moving into a production environment.

Remove test database and access to it? [Y/n] Y
– Dropping test database…
… Success!
– Removing privileges on test database…
… Success!

Reloading the privilege tables will ensure that all changes made so far
will take effect immediately.

Reload privilege tables now? [Y/n] Y
… Success!

Cleaning up…

All done! If you’ve completed all of the above steps, your MySQL
installation should now be secure.

Thanks for using MySQL!

WEBサーバーの基本設定は以上になります。

バーチャルホストの追加

一つのサーバーで複数のサイトを展開したい場合はバーチャルホストの設定を行ってください。

バーチャルホスト用ユーザー作成

# adduser example.com
# passwd example.com

Apacheにバーチャルホストを許可させる設定

あらかじめドメインの設定が完了していることが前提です。

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf ← Apache設定ファイル編集

#ServerName centossrv.com:80 ← 行頭に#を追加してコメントアウト

#
# Use name-based virtual hosting.
#
NameVirtualHost *:80 ← コメント解除(バーチャルホスト有効化)

# vi /etc/httpd/conf.d/virtualhost-example.com.conf

ServerName example.com
DocumentRoot /home/example.com/public_html

閲覧可能ディレクトリ作成

mkdir /home/example.com/public_html

ディレクトリ所有者変更

FTPツールなどで自由に変更を加えるために、ディレクトリの所有者を設定してあげましょう。

chown example.com /home/example.com
chown example.com /home/example.com/public_html

ディレクトリパーミッションの変更

なぜかパーミッションが770になっている。これでは閲覧できないので普通のパーミッションに変更する

chmod 755 /home/example.com

saasesVPS利用の感想

全体を通して、おや?これ最初から入っているの?というのがおおかったです。
あと、rootでは入れないように最初からしてあるなど、さくらVPSやServersmanよりやや設定の内容は少ないように感じました。
ちなみに、FTPサーバーを設定していないため、WinSCPなどからしか接続できませんが、少しSCP接続した時に遅いかなという印象は受けましたが、安いし 容量も多いので セカンドサーバーにはけっこうオススメかもです。