SOHOで仕事が取れる人、取れない人
このカテゴリーがしばらくご無沙汰になってしまったので、今回はSOHOについて書きたいと思います。
現在会社員ですが、以前はSOHOのWEBデザイナーでした。
駆け出しSOHOの時、仕事が取れなく悩み苦しんだ時期がありましたが、ある時期から自分一人では抱えきれないほど仕事がじゃんじゃん面白いように取れるようになった時がありました。
SOHOで仕事が取れる、取れないの違い
そもそも、この仕事が取れる時と取れない時の差は何だったのだろう。
答えは簡単で
実績の多さ
これにつきました。WEBデザイナーにしろ、プログラマーにしろ、ライターにしろ、どんなSOHOにしてもある一定の実績は必要でした。
どれくらいの実績が必要かといえば、
WEBデザイナーなら最低5件以上、出来れば10件ほど欲しいところです。
ポートフォリオでまとめた時、ポートフォリオ2~3枚くらいの量になるくらいが理想です。
これより少ない、つまりポートフォリオに見応えのない分量では仕事が取れません。
あるいは、これより多くても 仕事の取れる取れないはあまり関係がないです。
つまり、実績の多い人は自分の過去の実績の中で特に自信のある10件ほどをポートフォリオにまとめておけばいいんです。
(あくまで私しの経験ですが)
ポートフォリオは必ず持っておけ
SOHOに限らず、モノ作りの技術者(この場合ライターやカメラマンも)はポートフォリオを何かのタイミングでサッと出せるよういつも準備びしておくのが理想。
例えば、求職中で、面接の時など、ただURLを羅列している人、きちんとまとめられたポートフォリオになっている人
どちらが優れて見えるかは明らかです。
私は22歳、WEBデザイナー歴わずか数ヶ月でSOHOになった時、これが無かったのです。そして当日の私にポートフォリオを作るよう勧めてくれる人が周りにいませんでした。
実績が無いなら
ここで問題になるのが、実績らしい実績がまるでない人。
誰しも最初は初心者なのだから 最初は実績が無くて当然と思っていませんか?
実績がないことで仕事が取れない、転職活動もうまくいなかないなら、いつまでたっても仕事が取れない、転職活動も成功しません。
駆け出しのころは誰しも実績がありません。
でも、無いなら作ればいいんです。
例えばWEBデザイナーを例に挙げると、
思い浮かぶのが、サンプルサイトを作ってしまう人。
完全にアウトです。
『これはサンプルです あああああ』
そんなサイト誰が見たいと思いますか?
サンプルサイトしかない人は、結局サンプルしか作れない程度の実力、という印象になります。
最後まで完成させる実力があるか
これを明確に示すにはどんなSOHOの仕事でもサンプルではダメなんです。
例えば、知り合いのサイトを作ってあげてはどうですか??
サークル活動をしている人、お店をやっている人、どんなジャンルでもかまいません。
特にそのような心当たりのない人は、サンプルサイトではない自分のサイトを作りましょう。
例えばこのブログも立派なサイトの一つですし、一応このほかにも私は数点サイトを持っています。それらも立派な実績ですし、私のポートフォリオにはこのブログのことも紹介してあるんです。
しかも、きちんと運用していること、SEOなど運用面でのアピールポイントが増えます。
サンプルとしてではなく、きちんと形に残るものをたくさん持っているかどうかなので、正式に仕事の受注で作ったかどうかは実績の差ではありません。
ポートフォリオを持って、実績をきちんとまとめただけで、おもしろいように仕事が取れ、また会社員に復帰した時も、自慢じゃないですが転職に苦労したことはありません。
自社サイトって必要か
あれば、それはそれに越したことはないですが、すっかすかのサイトを作っても仕方ないので、SOHOの方であれば ポートフォリオサイトで十分だと思います。
自社サイトのようなものをお持ちですか?と聞かれたのは今まで仕事をしてきて1度しかありませんでした。
結局のところ
ポートフォリオは自分を売り出すツールであって、自己のアピールポイントの一環で、結局のところ いかに自分という人間をアピールできるかがSOHOで仕事をとれるか、転職がうまくいくかの違いなのです。
もし、これを読んでいる人が 転職を検討している、SOHOでなかなか仕事が取れないと悩んでいるなら、ポートフォリオを今一度作ってみるといいでしょう。