IT子育てAdvent Calendar:子育て中でも出来るスキルアップのために実践しているたったひとつのこと
子育てプログラマ・ITエンジニア・Webデザイナー Advent Calendar
ITかあさんは第一子出産後、初めて社会人になりました
ITかあさんという名前でもう5年ほど活動しておりますが、私は最初からIT関連の仕事をしており、もうじきIT関連の職に着いて10年になろうとしています。
専門学校卒業直後に妊娠が発覚し、即結婚し、長女を出産したのが21歳の時。生後三ヶ月になるのを待って即働き始めました。その後24歳で第二子を授かり、今は2児の母でありながら「ITかあさん」という名前でフリーランスのエンジニアをしております。
「子供が生まれてから、仕事に対する意識は変わった!」という気持ちが無いどころか、出産をするまで社会に出たことすらありません。
出産後、わずか三ヶ月で外に出て働きはじめました。もうすぐ業界10年です。
(なお、専門学校はIT関連ではなく、完全に独学で今に至っています)
業界10年、子育てしながらこの手の仕事をしてて思うのが、
というのが常にテーマです。
IT勉強会、たくさんありますね。興味があるイベントもたくさんあります。しかしまともに参加した試しなどほとんどありません。なぜなら時間がないのです。週末は子供と遊ぶのです。子供の用事があるのです。
そこで考えたあげく、
参加できないなら自分が作ればいいじゃない
そこで3年ほど前から自分が学びたいこと、やりたいことをテーマに勉強会を立ち上げるようにしました。最初はLinuxのサーバー勉強会。その後WordPress関係に関わったり、今はJavaScriptのイベントを年二回立ち上げています。
そうこうしているうちに、勉強会に参加するより「主催する、発表する」ことが楽しい!と思えるようになり、基本勉強会では自分が何か発表する以外では行きません。
自分で勉強会を開催することのメリット
全て自分で決められることです。私が初めて立ち上げた勉強会はわずか数名のLinuxの勉強会でしたが、その勉強会があったからこそ基本的なサーバーのお作法は理解しているつもりですし、普通に自分でイチからLAMP環境の立ち上げ、サーバー運用くらいはできます。(一応、このサイトのサーバーも、自分で作って運用していますし)
何もイベントは数百人規模が勉強会・イベントではありません。大規模すぎると返って「おもしろそう」と思うことはあっても、雰囲気ばかりに圧倒されてなかなか頭に入らないことってありますからね。
勉強会も公民館を借りたりすれば場所代もかかりません。近所で開催して子連れで主催したこともあります。
自分で勉強会をすることのメリットは
にあるのです。
友達誘って、カフェでもどこでも、2人以上集まれば勉強会って出来るもんです。
発表することは自分が興味あるけどまだやったことがないもの
勉強会で発表するのは自分が興味あるけどまだやったことがないものがオススメです。
また、やったことはあるけれどもっと突き詰めたいことにすべきです。
「人は、自分が本当に理解していることしか説明出来ない」んです。だから、人に説明できるほど一つのことを突き詰めていけば本当にそれは自分自身のスキルになります。
余談ですが、子供に勉強を教える時も本当に分かったかどうかは、「なぜその答えになるか説明してごらん?」と必ず聞きます。その様子で理解力が分かるのです。
やったことがないものも発表する理由
私はどちらかというと、やったことがないものを自分で調べて発表するのが好きです。
みなさん夏休みの宿題はいつやってましたか?
私は「夏休みの友」だけ夏休み前に終わらせ、自由研究を9月1日の朝までやるダメ人間でした。
そうです。
「いつかやろう」と思ったことはたぶん一生やりません。だから勉強会の発表テーマを事前に告知して
「絶対にやらなければならない状況」を自ら作り出すんです。
子供いるから忙しいよー、は言い訳。
自ら自分のケツに火をつければすぐに自分の血となり肉となるはずです。
終わりに
子供がいるから勉強会に参加できないというなら、自分が都合が着く日に勉強会を立ち上げましょう。
そして、「勉強会も仕事のうち」を家族に日頃から言って理解してもらうことも大切です。時には夫、両親に頼って楽しいITライフを送りましょう!