私が出会ったとんでもないWEB制作会社(3)
パート2書いてから随分ごぶさたになりましたが、久々の続編です。
大手企業のIT部門にてWebデザイナーに派遣として働いて、トラブルあってその後、次の職場探しをしならが働いていました。
何を思ったか次に私が選んだジャンルは『風俗』業界でした。
それまで正攻法なジャンルのWebデザイナーとして働いてきましたが、正攻法なジャンルなら正攻法で残業多いし、子供がいることにも理解を得られない。それならもう正攻法で勤める理由はどこにもない。サイト作れればなんでもいいし、仕事と割り切ればどんなサイトでも作れると思ったからです
そうと決まれば行動あるのみ。
Webデザイナー募集している風俗店に電話しました。埼玉の、実家からも近い風俗店へ面接へ。
しかし、生まれて初めて風俗の門をくぐると衝撃の連続でした。
『身分証を出してください。』
面接で身分証の提出を求められたのは初めてですが、
とりあえず免許証提出。
『こちらの用紙に記入してお待ちください。』
スキルチェックシートだと思って記入を開始。
住所 氏名 年齢 経験 スリーサイズを書いて。。。
ん?スリーサイズ??
嬢の面接と勘違いされています。
そっちのスキルチェックシートじゃん
そっちのスキルはあいにく持ち合わせておりません。
すいません、自分ウェブデザイナーの面接に来たんですが
『え!す すみません!』
慌ててそっちのスキルチェックシートは没収されました。
応接間に通されてしばし待っていました。その応接間がやたらとヴィトン一色。(ヴィトンのティッシュBOXケースなんて初めて見た・・・)
待つこと10分。加藤鷹を小さくしたようなおっさんが登場しました
『で、千尋は何ができるんだ?』
ん??????
いきなり下の名前で呼び捨てです。ダンナにすら久しく下の名前でなんて呼ばれていないのに初対面の小さい加藤鷹みたいなおっさんにいきなり呼び捨てです。
その後もスキルに関する質問をいくつかされましたが、終始『千尋』とひたすら呼び捨てでございました。
今では飲み会の話題にさせていただいていますが、そこの会社の社風がすごいんです。
・観葉植物枯らしたらクビ
・毎日俺の車を洗車しろ
・・・・嫌です。
一応内定はもらったんですが、
すいません、会長。お断りさせて頂きます。