XMLとは?
2012年02月12日に開催したLinuxお勉強しよう会でPHPとXMLを使って遊ぼうというネタを紹介させて頂きました。
そこでのネタの詳しい解説としてまずはXMLとは何か?という根本的なところから初めていきます。
XMLとは?
XMLとは『コンピューターが認識するためのことば』です。
例えばHTMLはあくまでも人間が目で見て『これは何だ』と認識するものですが、コンピューターはHTMLを見ても内容を解析することは出来ません。
そこでXMLを利用するわけです。
XMLが利用されているところ
XMLの代表的な例はRSSがあります。
RSSとはブログなどの更新情報を配信などをしているところです。
RSSが配信されているサイトだと(このITかあさんのブログもRSSが配信されているのですが)このようにURLのアドレスバーにアイコンが表示されます
ブラウザによって表示に誤差があるもののRSSをブラウザによって表示すると以下の画像のような表示になるかと思います。
このRSSをリーダーを使って購読するとこのようになります。
RSSが配信されることのメリット
HTMLそのままだとレイアウトを変更するなりして、自分のサイトの一部分に組み込んだりすることは難しいですが、
RSSを配信することのメリットはGoogleリーダーで読み込んだり、自分のブログなどに設置して2次利用しやすくなります。
日本人はよほどIT企業に勤めていたりでもしなければRSSを購読してブログやサイトの更新情報をチェックする人は少ないかもしれません。しかもたくさんの人に購読されたからと言ってSEOに効果があるわけでもありません。
しかし、RSSはXMLという言語で作られているのでちょっとPHPをかじったレベルの人であればいとも簡単に自分のサイト内に表示させることが出来ます。
RSSというXML言語で作られたものを配信することによって誰かに2次利用してもらえることが期待出来、最終的にはめぐりめぐって自分のサイトのSEOに繋がるかもしれません。
そんなわけでPHPとXMLを使ったおもしろくて実用的なコンテンツの作り方を学びたいと思います。